さいしょの一歩を、 西勝寺から。

2024年1月のことば
さいしょの一歩を、
西勝寺から。
  西勝寺「行動を促す言葉」
【住職感話】
新年あけましておめでとうございます。
昨年、永代供養墓・納骨堂のセミナーで「供養初心者」が増えた、と教えていただきました。昔と違って、お寺の法要やお葬式等の仏事に接する機会が減ってしまったからです。供養とは、一般的には死者の魂に供物を捧げることで冥福を祈ることです。しかし、本来は、サンスクリット語「プージャー」を訳したもので、「尊敬をもって、ねんごろにもてなすこと」です。そして、仏教における供養は、仏法僧の三宝に、香・華・燈明・食べ物等を供えることです。最後に、供養とは、「死者とのつながりを縁として、自らの生き方を振り返って見つめ直し、自らを超えた命への感謝が育まれ、結果として幸せを感じやすい心と生き方に成長していく営みです」(『これからの供養のかたち』井出悦郎著)。それでは、新年のご挨拶を…
さいしょの一歩
会ったことのないご先祖様を想うとき、
会ったことのない未来の子孫に想われている。
「むかし」と「いま」と「いつか」はつながっている。
いま、そのつながりを途絶えさせないように
仏様の道を照らしつづけたいと願っています。
仏事といっても、なれないこと、わからないこと。
西勝寺はみなさんの「さいしょの一歩」をお供します。
仏事をもっとあなたの近くに。
大丈夫、西勝寺がいっしょです。
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